昨日・今日と、タイ北東部にある Sakonnakhon Hospital にて、右大動脈弓 Kommerell に対する DSR/DHCA+aberrant lt SCAr、および 4R を行ってきました。
同院は、KAC卒業生である Dr. Joe の奥様 Dr. Nok がチーフを務める病院で、今回は Dr. Joe ご夫妻との手術となりました。
わずか二日間ではありましたが、その間にもscrub nurse、perfusionist、麻酔科医との連携が確実に向上していることを実感しました。
スタッフ全員が手術を理解し、自分のものにしようとする熱意、そしてそれを可能にするための積極的なコミュニケーションの重要性を改めて認識しました。
病院は湖のほとりに位置しており、窓からの景色が非常に美しく、心が洗われるようでした。
タイでの滞在も残すところ一週間となりました。最後まで、謙虚に、そして全力で取り組んでいきたいと思います。
川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。



