尾﨑医師の現地レポート㉓inタイ

昨日、KAC卒業生である Dr. Kong がチーフを務める Anantamahidol Hospital にて TAR を行ってきました。
同院は、タイで最初の陸軍病院として知られる歴史ある施設です。
若手医師やperfusionistも見学に訪れ、大動脈手術の fundamental を共有する大変良い機会となりました。

また、持田先生 が杏林大学救急外傷チームとともに、タイ北東部の Khon Kaen University に外傷手術の見学に向かわれるとのことで、トランジットでバンコクに立ち寄ってくれました。
タイでは交通外傷が多く、同領域の手術経験が非常に豊富であるとのことです。
今年3月に同院で手術を行った縁から、今回持田先生と同院との新たなつながりを築くことができました。
12年前に同期として入職した持田先生、そして同時期に研修していた Dr. Kong と同じ日に会うことができ、大変感慨深い一日となりました。


川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。

カテゴリー: 尾﨑健介_研修活動 タグ: , , , , , , パーマリンク