川崎大動脈センター初診外来について

本日は川崎大動脈センター初診外来についてお話ししようと思います。

初診外来は川崎幸クリニックで行います。
まず
はじめに血液検査、CT検査(CT画像をご持参される場合には行わないことがあります)、呼吸機能検査等をおこないます。
その後、その結果をもとに医師の診察になります。
ここで治療についての説明があります。
検査が約2時間、川崎大動脈センター医師の診察・病状説明が約1時間ぐらいです。

ちょっと長いですが大切な検査・診察ですので我慢してくださいね。

 

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川崎大動脈センターの予約の取り方

先日、セカンドオピニオンについてお話したので、本日は初めて受診される方の外来(初診外来)についてお話しようと思います。

川崎大動脈センターでは川崎幸クリニックで土曜日に初診外来を行っています。
初診外来は完全予約制になっていますので、まずはお電話ください。
川崎大動脈センターコーディネーターが初診外来についてご案内いたします。

※予約番号:044-544-4611 川崎大動脈センターコーディネーターまでお電話ください。

川崎大動脈センターでは外来受診・来院方法、セカンドオピニオン、入院から退院後までのご相談、治療費用のご相談まで、川崎大動脈センターコーディネーターが対応いたします。
不安なことがあったら何でも相談してくださいね!

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セカンドオピニオンについて

川崎大動脈センターではセカンドオピニオンを積極的にお受けしています。

セカンドオピニオンという概念は一般的になりましたが、まだまだ「自分の患者さん」が他の医師の意見を求めることに抵抗を覚える医師はすくなくありません。
また、患者さん自身もこれまでお世話になった医師に申し訳ないとセカンドオピニオンを諦める人もいます。
そのような理由からかかりつけ医に紹介状を依頼しにくい場合もあるかと思います。

川崎大動脈センターでの受診には紹介状は必須ではありません。
大動脈瘤の診療は命に関わる重要な事項です。
現時点でかかりつけの病院から「大動脈瘤」あるいは「大動脈解離」といわれている患者さんには、川崎大動脈センターでのセカンドオピニオンを受けられることを推奨しています。

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定期的な検査を受けましょう

徐々に寒くなり、秋が深まってきました。
急性大動脈解離や大動脈瘤破裂の発症は晩春と秋~冬にかけて多く見られます。
大動脈瘤は破裂した多くの場合で死に至る恐ろしい病気ですが、破裂する前に適切な治療を行えば、破裂を回避することができます。
大動脈瘤は多くの場合破裂するまでは、ほとんど自覚症状がありません。
早期に発見するためには、腹部エコーや触診、CTなどの定期的な検査を受けることが大切です。

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大動脈瘤の画像診断

大動脈瘤の治療は、正確な診断から始まります。

川崎大動脈センターでは最新型マルチスライスCT装置により超高密度0.6mm間隔で撮影した画像を元に、大動脈瘤の場所、大きさ、形などを正確に診断します。

治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。

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胸部大動脈瘤の破裂率

胸部大動脈瘤の年間破裂率は下記の通りです。

40mm未満・・・0%
40mm~49mm・・・0%~1.4%
50mm~59mm・・・4.3%~16%
60mm以上・・・10~19%

50mm以上になると一気に破裂率があがります。
大動脈瘤は破裂するまでほとんど症状がなく徐々に大きくなっていきます。
そのため、定期的な健診が大切となります。

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血管の老化防止

人は血管から老いるといいます。血液を「サラサラ」に保つことは、全身の老化を予防することにつながります。生活習慣病には、日頃の食生活が重要です。

老化防止のために摂りたい食物としては、

  • 総コレステロール値を下げる働きのある食物・・・ナッツ類やオリーブ油など
  • コレステロールの酸化を防ぐ働きのある食物・・・赤ワイン、緑茶、ゴマ、ウナギ、ニンジン、ピーマンなど
  • コレステロールの血管沈着を抑制、中性脂肪値を下げる働きのある食物・・・大豆、豆腐、柑橘類、酢、そばなど
  • 血栓を溶かす働きのある食物・・・ニンニク、タマネギ、グレープフルーツ、メロンなど

などと言われています。

動脈硬化は血管の老化と言われています。動脈硬化は大動脈瘤の原因の一つです。

日頃の食生活に気をつけることで病気の予防になりますので、ぜひ、毎日の食事に老化防止の食材を取り入れてみてください。バラエティ豊かで、バランスの良い食事が大切です。

川崎幸病院では管理栄養士のアドバイスも行っています。

 

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痛みはなぜ起こる?

私たちは痛みを感じることで、身体に何らかの異常や異変が生じていることに気づきます。もし、痛いという感覚がなかったら、危険を察知したり、回避することができず、けがや病気を繰り返したり、命を落としてしまうかもしれません。

痛みは、体温、呼吸、脈拍、血圧と並んで、私たちが生きていることを示すバイタルサインともいわれています。私たちの身体や命を守る、生命活動に必要なものです。

急に痛くなり、短期間で収まる痛みは急性の痛み、1~3ヶ月以上と長く続く痛みを慢性の痛みといいます。急性の痛みは、その原因となるケガや病気が治れば消えていくものです。

大動脈解離の痛みとは。。。

血管壁には神経があります。裂ける時に激しい痛みが起こります。まさに引き裂かれるような痛みで全身が冷や汗でびっしょりとなります。裂ける部位に応じて痛みが移動するのが特徴で、例えば大動脈の根元から起きた解離では、痛みはみぞ落ちの辺りから始まり前胸部→肩→背中→腰と移動していきます。痛みは大動脈壁が裂けるときに起きるので、解離がおさまると痛みがいったん消えるのが特徴です。痛みが消えても解離が治ったわけではありません。

大動脈解離大動脈瘤破裂も、発症するまでほとんど症状がありませんので、定期的な検査が大切です。

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世界手洗いの日~Global Handwashing Day~

世界で、5歳の誕生日を迎えずに、命を終える子どもたちは年間660万人いるそうです。

正しい手洗いを広めるため、国際衛生年であった2008年に、毎年10月15日が「世界手洗いの日」(Global Handwashing Day)と定められました。

不衛生な環境や生活習慣を強いられ、下痢や肺炎にかかって命を失う子どもたちが約170万人もいるそうです。もし、せっけんを使って、正しく手を洗うことができたら。 年間100万人もの子どもの命が守られるそうです。

自分の体を病気から守る、最もシンプルな方法のひとつが、せっけんを使った手洗いです。

ユニセフと言えば、オードリー・ヘップバーンや黒柳徹子さんを思い浮かべます。ユニセフ親善大使として活躍していますね。

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台風19号が近づいてきています

また台風がきています。先日の台風も大型で強かったですが、今回の大型で非常に強い台風19号は、沖縄の南をゆっくりと北上しています。これからもあまり勢力が衰えないまま、日本に近づき、あす11日から12日(日)には非常に強い勢力を保ったまま、沖縄本島地方や大東島地方に近づくとみられています。

その後、13日体育の日には西日本に、14日(火)には東日本から東北に列島を縦断・上陸するおそれがあり、3連休の天気は大荒れの様ですね。今、見頃のコスモスも見たかったな、と。

また、大潮の時期と台風の接近が重なるため、沖縄地方、九州南部・奄美地方では高潮が発生するおそれがあるそうです。高潮による浸水や冠水にも注意してください。

 

早めの備えをしましょう。

準備の程度で、本番にどれだけ力を出せるか変わります。

川崎大動脈センターは、24時間365日、緊急の患者さんの対応ができるよう常に準備していますので、安心してください。

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