第2弾として下行大動脈瘤の手術についてです!
従来の人工心肺とは異なる左心バイパス法を用いることで、より短時間で簡便な手術が可能となりました。さらに独自の回路により、欧米で行われている左心バイパス法と比べ安全性が格段に向上しました。
2017年12月4日(月)放送よる7:00~8:54
BS朝日放送 「命を救う!スゴ腕ドクター4 ~膝の痛み・大動脈瘤・脳腫瘍~」まで
あと3日!!!
第2弾として下行大動脈瘤の手術についてです!
従来の人工心肺とは異なる左心バイパス法を用いることで、より短時間で簡便な手術が可能となりました。さらに独自の回路により、欧米で行われている左心バイパス法と比べ安全性が格段に向上しました。
あと3日!!!
弓部大動脈瘤の手術は人工心肺を使用して行われます。
脳保護やその他の臓器保護には、超低体温法や脳潅流法を駆使することによって、安全で確実な手術が可能となりました。
この分野では日本が世界をリードしています。
おはようございます。
とても寒くて布団から出にくくなりました。
急性大動脈解離の発症後、血管が裂けている状態(下図)が続いています。
状態が安定しているように見えても(症状がよくなったなど)、
この病気は突然に急変を起こすことがしばしばあります。
急性大動脈解離の症状としては個人差もありますが、
早めの対応が必要ですので、周りの方、ご家族が普段と違う
痛みを訴えていたらすぐに近くの病院へ。
急性大動脈解離と同様に緊急手術が必要な「大動脈瘤破裂」という状態になった方が最近多く搬送されてきました。
大動脈瘤破裂を簡単に説明すると、
風船を膨らませ、更に空気をいれたとき、
パンっ!と割れることがあります。
それが大動脈瘤破裂
大動脈瘤は自覚症状がありません。
体の中で風船が膨らんでいてもわからないのです。
大動脈瘤の大きさの確認はCT検査で行えます。
こんばんは
朝と夜はすごく寒いですね。
川崎大動脈センターではドクターカーの要請が立て続けにきており、緊急手術の患者さんが連続しています。
急性大動脈解離は適切な手術治療が生命の危機を脱する唯一の手段です。
当センターでは、ドクターカーに乗った医師からの連絡を受け、待機している医師が手術に向けて手配等を行っています。
そのため、ドクターカーが到着した時には手術室の準備は万全です。
夜間でも待機しているスタッフが対応しているため問題はありません。
もし、激しい痛みがあった場合、夜間だから朝まで我慢・・・ではなく
すぐに救急車を要請してください。
昨日、川崎日航ホテルにて「平成29年度 川崎幸病院 医療連携の会」が行われ、
地域の開業医の先生方に当院のご紹介もかねて毎年行っています。
当センター長の山本 晋医師とIVR科 中川 達生医師が出席致しました。
今年も残り少しですね。
クリスマス、年末年始、学会 等・・・当センターでは、休日でも院内在中医師を多くし、緊急性の高い患者さんも含めて治療できるようしていきます。
大動脈瘤を発見される方の中で「症状がある」という方は少ないと思います。
自覚症状がないのがほとんどで、気づいた時には大動脈瘤が大きくなって発見されることもあります。
発見される理由として、
・健康診断で他の病気の診察中に見つかった
・治療中の診療科で行ったCTの検査でたまたま見つかった
・心臓超音波検査で見つけた
・就寝時、仰向けになるとお腹あたりがドキドキしている
などがあげられます。
CT検査なんてなかなか行わない検査ですよね。
ただし、大動脈瘤の診断には必ずCT検査を行います。
心配な方はまずCT検査ができる医療機関にご相談ください。
こんにちは
よく外来で「大動脈瘤と診断されて調べたんだけど、ステントグラフト手術でお願いしたいんです」とお申し出頂きます。
大動脈瘤の形や場所によって、ステントグラフト治療のほうが手術治療よりも良い場合もあれば、逆の場合もあります。
当センターの治療方針としては、患者さんの全身状態を正確に評価し、手術治療がよいのか、ステント治療がよいのかを専門の医師が判断しています。
他の病院でステントグラフト治療が困難と診断された場合にも、ステントグラフト専門外来で患者さんの相談に応じております。
ステントグラフト手術が適応かどうかお悩みの方は一度ご相談にお越しください。
お問い合わせは下記でお受けしております。
大動脈瘤 と 大動脈解離
こちらは同じ病気ではありません。
とても見やすいページがありますのでぜひ参考にしてください。
雨の日が続きとても寒いですね。
これからどんどん寒くなります。気温差に気を付けていきましょう。
毎朝医師は、当日の手術患者さんのカンファレンス、入院中の患者さんのカンファレンスを行っています。
その後手術室に向かうのですが、手術室に入る前に個々にルーティーンがあるようです。
一時期ルーティーンという言葉をよく耳にしました。
日常規則的に繰り返される、一定の手順で行われる仕事という意味のようです。
医師はどのようなことがあっても(予定していた状態と違ったとしても)、落ち着いて安定した手術が出来るように工夫しています。
余談ですが、長時間の手術で途中トイレに行きたくならないのですか?と質問したところ、「集中しているから行きたいと思わない」だそうです。