キッズセミナー開催

11/2(土)13:30~16:00に川崎幸病院で、キッズセミナーを開催しました。
対象は、川崎市在住小学校5,6年生で、参加人数は21名。
内容は
1、スーチャリングブース
※人工皮膚を用いた手術縫合体験
2、内視鏡手術シミュレータブース
※モニター画面を通じて腹腔鏡下胆嚢摘出術の模擬手術体験
3、腹腔鏡トレーニングBOXブース
※トレーニングボックスで輪ゴムやビーズの把持や移動操作を体験する(タイム計測)
4、模擬手術体験ブース
※超音波メス・自動縫合器体験
終了後:セミナー終了証授与
子供たちが尊い人の命を救う外科医師の仕事を模擬体験し、 「将来、外科医師や医療に携わる仕事に就きたい」という興味を持ってもらうために開催しました。
10月で「かわさき健康塾」は1周年を迎えました。参加した地域のみなさんに医療をもっと身近に感じていただくためにこれからもこのような企画をしていきます。

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川崎大動脈センター・ドクターカー

川崎大動脈センターは、緊急大動脈疾患の受け入れ要請に対して、Doctor carを運用しています。
当センター医師が同上して患者さんをお迎えにいきます。

緊急大動脈疾患の患者さんが通常の救急車で搬送される場合には、救急車の中で何か起きた際に対応できる範囲が限られます。
その時に医師が同乗していれば、安心です。

Doctor carは、当院の17名の救急救命士(EMT)が【24時間365日】体制で運用していますので、要請があればいつでも出動する準備ができています。
運用範囲には制限はありません。

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Halloween~ハロウィン~

今日のGoogleロゴは「ハロウィン 魔女」。
魔女が「Google」と書かれた本を読み終えると、骨やドクロ、薬瓶、りんごなどが表示される。この中からふたつを選択すると、魔女が調合。煙が発生したのち、さまざまな演出が施されるというハロウィンならではのアニメーション形式となっている。

ハロウィンは、万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。

語源は、Hallow(神聖な)+een(even=evening)
万聖節はAll Hallow’sと言い、その前日である事からAll Hallow’s Eveと呼ばれていたのが、Hallow E’enとなり、短縮されてHalloweenと呼ばれるようになったそうです。


Trick or Treat!!
「お菓子をくれなきゃイタズラするよ!!」

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「なんで?」にはすべて意味がある

小さい子がよく「なんで?」と聞いているのを見ます。
私も昔から「なんで?」と思うことに対して、調べたり聞いたりします。よく友達にも追求してしまうのでめんどくさいと思われているかもしれません(^ ^;;

答えが出ないままモヤモヤして終わることもよくありました。
でも「なんで?」と思うことには必ず答えがあり、意味があるのだと思います。
自分のコンプレックスなことにも、世の中にルールがあることにも、あの人がああいったのも、人が眠るのも、空が青いのも。

「病気」があることにも意味があるのかなと最近ずっと考えていました。
先天性、後天性、生活習慣から、気持ちからなど様々な病気がありますが、どうしてなんだろうと考えていました。
では、人が完全でどこにも痛いところがなく、何も病気にならなかったら?
そうしたら人は人間の仕組みを知ろうとはしなかったのではないかと思います。
「お腹が痛い」から<お腹>には何があるのだろう?それはどんな機能をもっているのだろう?痛いとどうなるのだろう?機能が低下するとどんな影響があるのだろう?治すにはどうしたらいいのだろう?
「痛く」なかったらこんなふうに人間の機能を調べることはなかったのではないかなと思います。

毎日の過ごし方で病気にならないようになるのなら、それが一番いいですよね。大事なことです。
でも、見えないところが病気になっていたり、症状のない病気が進んでいたりということもあります。
そのために痛くなる前に検査ができるよう人は開発してきました。
幸病院には最新のCTがあるので、ほぼ症状がない大動脈疾患も見つけることが出来ます。
通常の健康診断にはこの項目はないので、自ら予約が必要です。

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大動脈瘤の原因

大動脈瘤は動脈壁の弱くなっている部分に発生します。

主な原因は動脈硬化といわれていますが、原因のはっきりしないものも多いです。
その他にも外傷や炎症、感染などによる特殊な動脈瘤があります。

動脈硬化にならないためには、食事と運動に気を付けることが大切です。
なんでも『バランス』が大事。

そして、CT検査をすることで健康であることを確認する必要があります。

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動脈が硬くなると…

動脈硬化症とは文字通り「動脈が硬くなること」です。

動脈は単に血液を運ぶだけではなく、状況に応じて心臓に押し戻すなど、ポンプのように効率よく血液を運ぶ作業を行っています。
そのため、動脈はとてもしなやかで、簡単に破れたり詰まったりしない、強さと弾力性を備え持っています。

動脈硬化になると、動脈が硬くなるので、その特性であるしなやかさが失われます。
そのため血液をうまく送り出せず、心臓に負担をかけてしまいます。

この動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などをもっている方は、大動脈疾患になる可能性が高くなります。

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檀臣幸さん(50歳)「大動脈解離」で死去

俳優、声優の檀臣幸さん(だん・ともゆき=本名田中良雄=たなか・よしお)が10日午後11時49分、再発性大動脈解離のため東京都新宿区の自宅で死去。50歳。大阪市出身。
ニュース≫
檀臣幸さんは、「仮面ライダーW」の井坂深紅郎などを演じた俳優であり、アニメ「機動戦士Vガンダム」のクロノクル・アシャー役、「NARUTO -ナルト-」の干柿鬼鮫役など、さらには洋画吹き替えの声優でも知られる方ですけど、お亡くなりになったということです。所属していた劇団俳優座のブログで「訃報:青年座の俳優、檀臣幸(だん・ともゆき)〔本名:田中良雄〕が、10月10日(木)23時49分、再発性大動脈解離のため自宅で逝去致しました。行年50歳。ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせいたします。」などと発表されています。

14日に通夜、15日に葬儀が行われ、喪主は、妻の魏涼子(田中涼子)さんがつとめたとのことです。

死因となった再発性「大動脈解離」とは、別名「解離性大動脈瘤」ともいい、簡単にいうと、大動脈の血管壁が裂けている状態です。
裂けているといっても、破れているわけではありません。
血管壁の内側の膜に亀裂ができ、内側と外側の膜の間に血液が流れ込んだ結果、血管を2重構造にしてしまうのです。

檀さんは、50歳の若さで亡くなりました。
歳を取るとだれでもこの「大動脈疾患」になる可能性があるといわれていますが、最近檀さんのような若年層でも発症する人が増えています。
この病気の一番怖いところは「無症状」であることが多いこと。症状が出た時には重症化している場合が多いです。
定期的な『CT検査』をしましょう。

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防災訓練の様子

10月12日(土)に川崎幸病院で防災訓練を実施しました。

地震などの災害時・非常時には、短時間に多数の方々がゲガや病気になり、医療機関での診療・治療を必要とするようになります。
医療機関の機能(医療スタッフや器材、医薬品など)にも限りがあり、災害時の制約された条件下で1人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行うためには、病気やケガの緊急度や重症度によって治療や後方搬送の優先順位を決めることが必要になります。
そのためには日頃からの意識と、訓練が必要です。

2011.3.11、石巻赤十字病院の「初動の記録」を見てから始まり

一階の駐車場はトリアージスペースに

トリアージが済むと「病気やケガの緊急度や重症度」を判定して「治療や後方搬送の優先順位を決める」ために『トリアージタッグ』というものを患者さんにつけます

廊下も診察スペースになります

このように川崎幸病院は、いつどんな災害が起こっても対応できるよう、訓練しています!
(災害が起きないことが一番ですが…)地域の皆さんご安心してください!!

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タイからの研修生

先週、タイから5名の医療従事者が研修&見学にきました。
川崎大動脈センターでは、2008年よりタイからの定期留学生受け入れを開始しています。

川崎大動脈センターで記念撮影↓

手術室も見学しました↓

懇親会もして、タイ研修生との交流を深めました↓

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動脈硬化とは

動脈は体の隅々まで酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を果たしています。
動脈にコレステロールや中性脂肪などが溜まって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態を「動脈硬化」といいます。
そうなると血液がスムーズに流れなくなります。

血管内は見えないため、ほとんどの人がこの老化には気づかず放置してしまいます。
その結果、血液の通り道が狭くなったり、血栓ができてしまったりして、ある日突然、大動脈疾患や心筋梗塞、脳卒中などの大きな病気を発症することがあります。

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