呼吸訓練

当院では大動脈留の手術後、1日でも早く回復していただくために、呼吸訓練をして頂いています。術後は痰がたまりやすくなり、ばい菌を繁殖させ肺炎を起こす危険性があります。もともと呼吸器の疾患をお持ちの方、喫煙歴のある方、肥満や高齢の方は、更に危険性は高くなります。

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大動脈瘤を診断するには・・・

大動脈瘤の診断はCT検査によって行います。また、治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。

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何歳まで手術は可能か?

よく大動脈瘤の手術は何歳くらいまで可能ですかという質問がよせられますが、結論からいえば、年齢の上限はありません。実際、私どものセンターでは90歳以上の方も手術を受けられてお元気になっています。簡単な目安は、90歳でも、ご自分の身の回りのことを日常的にされている方であれば、手術が可能です。逆にいえば、たとえ年齢が若くても手術に耐えられないような患者さんもいらっしゃいます。つまり、暦年齢だけで、手術の可否を決めることはできないということです。

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川崎大動脈センターでの治療の基本④

手術治療は数十年にもおよぶ実績があり確実性・耐久性に優れた治療法です。また、すべての大動脈瘤に対して治療が可能です。しかし、ステント治療に比べ侵襲が大きく、体力の回復などに時間がかかるため入院期間が長くなります。また、高度な手術技術が必要なため、手術可能な施設が限定されます。

当センターでは、正確な診断をもとに、それぞれの専門家が患者さんひとりひとりに最も適した治療法を選択し、それを各部門のエキスパートたち(医師・看護師・臨床工学士・理学療法士・栄養士・心理療法士・医療コーディネーターなど)がいわゆるテーラーメイドの医療を実践しています。

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川崎大動脈センターでの治療の基本③

ステントグラフト

最近注目されている治療法です。体に対する負担が少なく、入院期間も手術に比べて短いなどの長所があります。逆に、ステントが対応できないのもがあることや、手術に比べ確実性に劣るなどの短所もあります。当センターでは過去に数百例のステント治療実績を持ち、ステント治療を専門に行う血管内治療部門医師が担当します。

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川崎大動脈センターでの治療の基本②

経過観察

大動脈瘤の大きさ、形などによっては、手術などの治療を行わず、定期的(多くは一年毎)に経過を診ていく場合があります。

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川崎大動脈センターでの治療の基本①

大動脈瘤の治療は、正確な診断から始まります。当センターでは最新型マルチスライスCT装置により超高密度0.6mm間隔で撮影した画像を元に、大動脈瘤の場所、大きさ、形などを正確に診断します。

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動脈瘤の手術適応について

  1. 手術適応を決定する要素は、まず大動脈の直径です。
  2. 症状、特に痛みを伴う場合は手術が必要です。
  3. マルファン症候群の5cm以上の上行大動脈瘤は手術が必要です。
  4. 嚢状動脈瘤は大きくなくても手術を行った方が良い場合があります。

 

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大動脈瘤を発見するには!

大動脈瘤の治療実績がある医師を受診し、胸部および腹部のCTを撮影し、大動脈に異常がないことを確認するのがよいでしょう。腹部大動脈瘤などは腹部超音波検査などで発見されることがありますが、正確な大きさの診断にはやはりCT検査が不可欠です。無症状の大動脈瘤が発見されれば、大動脈瘤破裂による突然死が大幅に減少することになるでしょう。

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一口に大動脈瘤といっても、発生する場所や形によりさまざまです

腹部にできる腹部大動脈瘤、胸部にできる胸部大動脈瘤、胸部から腹部にまたがってできる胸腹部大動脈瘤などがあります。動脈瘤は血管の老化現象である動脈硬化が原因となるばあいがおおいといわれています。つまり、歳をとるとだれでもこの病気になる可能をもっているのです。とくに、動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などをもっている方は可能性が高くなります。

 

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